インデックス投資と英国生活の思い出

40代の会社員が資産運用と英国生活の思い出を綴ります。

英語力強化法 その1 通勤中(往路)

 

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先ず、手始めとして英語力の強化に使用できる時間として平日の通勤時の電車(往復90分)、昼休み(60分)と帰宅後(60分)の合計210分と定めました。人によって適度な時間は異なると思いますが、私はとにかく「ヤバイ」状況だったので、多少しんどくてもやらないよりはマシという気持ちでした。

 

  1. 通勤中(往路)

英国に駐在していたので、無料の新聞(City AM)が手に入ります。そして、以下を平日の朝は反復作業しました。

 

  • City AMをBBC World Newsを聞きながら読む
  • 知らない単語と表現が出てくる都度、黄色の蛍光ペンで印をつける
  • まとめて辞典で調べ、Anki(単語帳のようなアプリ)へ入力する

 

Ankiとは単語帳のようなもので、自分が理解できなかった単語とその意味を入力したり、知らなかったPhrasal Verbを文ごと入力し、該当部分を隠す等の設定ができました。

 

また、使用した辞書は以下の通りで、当時Amazonでまとめて購入しました。私が、特に重宝したのはIdiomsとPhrasal Verbs辞典です。Nativeとの会話や現地の新聞では、慣用句や動詞+前置詞で何某かの意味を持つことが多く、全ての単語を聞き取っても意味が分からないことが間々あります。私が日常的に使っていた辞書をご参考までに以下に列挙します。

 

 

 

 

例えば、I always take what he says with a pinch of salt. と言えば、彼の言っていることを鵜吞みにしない(情報が完全には正しくないと予断する)という意で、少量の塩という意ではありません。また、Company A muscles in on Company B’s position.に至っては、私は最初目にした時は完全に意味不明でした。これは、何か(主導権等)を奪うために圧力/攻撃をしかけるような意で使われます。

 

このように、知っている/知らないで、話者の意を理解するのに大きな差がついてしまいます。

 

この練習の効能としては、語学の4つの力を同時に鍛えられる点です。自分の気づきとしては、日本語と英語は音(Phonetic Sound)が異なるので、日本語脳は聞き覚えのない英単語や表現を処理しないのではないかという点です。不思議なことに一度聞くと、多くの場合次からは脳はきちんと認識します。

 

次回は昼休みに実施した練習について書きたいと思います。